「利益のための4つの行動パターン」 ~あなたはどのリスクを取れますか?その1~
「利益のための4つの行動パターン」
~あなたはどのリスクを取れますか?その1~
【だまされちゃいやすい星回り】
人には、向き不向きがあります。
運が悪かったから○○だった。
それで済まされるものもありますが、大抵のそういったことは自分の能力を無視して「向いていないのに、欲を張るから痛い目にあう」ということが殆どなのです。欲望と向き合うとき人はリスクを考えて、その欲を天秤にかけます。
そんなリスクとの向き合い方が社会生活では大いに重要になるのです。
リスク型思考という言葉があります。
一般にリスクを優先して行動を制限しがちな子どもをリスク型思考と言い、プロフィット(利益)を優先して行動する子どもを希望型思考というそうです。リスク型思考のデメリットは、子どもの成長過程では、その節は否めませんが、成人したのちと考えると、社会生活においてリスクとの向き合い方は非常に重要な要素に変ります。
実は、リスク型、希望型思考は4つのパターンに分けることが出来ます。
【利益のための4つの行動パターン】
- リスク優位こつこつ型
- リスク優位あきらめ型
- 希望優位うけおい型
- 希望優位ほったらかし型
これはリスクについての4思考パターンを表した図です。
①と③は行動としてポジティブに、
②と④はネガティブに出やすい思考と言えます。
言い換えると、
①③の思考性はリスク優位、希望優位と状況は変りますが、最終的に「自身の利益に向かって行動する思考性」。
②④の思考性は同様に優位の状況は変りますが、最終的に「利益に向かって行動できない思考性」。
この行動パターンは斜めに対面する方向に向かって行動するようにすると改善すると考えることができ、私はホロスコープを読むことによって、どの方向性に力を持っていくかのバランスを読み解きます。ホロスコープではその傾向を読むことも可能なのです。(ほぼ誰も日本ではやってませんけどね。)
この4つの思考性について数回に渡って、ホロスコープ関連の記事を書こうと思います。
最初の1回目は④希望型ほったらか思考≒だまされやすい星周りについてです。
実はデータを収集していて、特に実害を起しやすいのが④希望型ほったらか思考の思考性で、
これは実は、「楽しようとして行動しない」という考え方。
「投資で失敗した」とか「情報商材に多くの資金を使ってしまった」etc..
つまり、明らかに致命的なリスクになる部分を「防火線なし」か「施策なし」で、無視してとってしまう思考性としてよく現れてしまうのです。
なんで、一番最初に書いたかって言いますとね、つまりね「人に騙されやすい」んですよ。こういう方。そう言ったものに手を出してはいけませんのよ。
遊び程度ならいいんですけど、それで終わらないことが多いんですよね、、この性質の方、、。
(ちなみに、この星回りが来たときも要注意なんですね。どうしてもツメが甘くなってしまって痛い思いをするのです。)
本日はそんな要注意な星周りトップ3
ご自身の生まれて持った星。ネイタルチャートにおいてご紹介したいと思います。
第3位 海王星×火星のスクエア
これお持ちの方は感情がものすごく激しく揺れやすい方。「興奮しやすい」のですね。特に若いときは感情面の不安定さ由来の問題に結構出くわしやすい。そこで忍耐することや自制することを覚えないと、、、って感じです。
同じような性質で水星火星のスクエアというのもあるのですが、これは、単純にせっかちなだけです。
潜在意識の金星である海王星は自覚してコントロールしにくい性質でもあります。但し、ほかの星の組み方でこの性質は副次的に働いていい方向にでる場合ももちろんあります。
第2位 土星×木星のハードアスペクト
お財布のヒモゆるい星です。自制が利きにくいとも読む星。プラスに働けば「とても気前がよい人」として思われる方ですね。結構、稼ぎの良い方でも多くお見受けする星でもあります。出した分入ってくるんでしょうね。
但し他のバランス次第では投資などには向きません。このタイプの方かなり色々な面でルーズな部分をもつので、、。
ちゃんと考えるべきところはルーズになっちゃいけませんよ。もしくは、考えなくても良いようにうまく工夫して自分の性質を活かす必要があるでしょうね。
第1位 海王星×木星のハードアスペクト
これはね、もし、現在の職業がその手のものが専業ではなかったとしたら、本当に投資とか不労所得などは基本ね、「絶対」考えちゃいけないアスペクトです。努力や勉強なしに稼げるといった幻想を抱きやすいのです。それなりのお時間を生きてらっしゃる方でしたら、もう既に1回はその手のことで痛い思いしているのではないでしょうか?とくに他人からのススメなどで手を出そうと思ったら要注意。欲を物質に変える方向へ向かったとき「現実性のない所に過度に期待しやすい」のがこの星の方の特徴なんです。この方は本当に「お人よし」。また、この星組みは物質世界でない職業の方も多いんですね。見えない世界や感覚を糧に変えて生きることができる才能のある方ともいえるのでしょう。例えば、江原啓之さんとかね。あと、仲人になるのがとても得意って方もおりましたね。縁結び屋さんってやつでしょうかね。なかなかコントロールの難しい星組みなのですね。
これらの星組みをもっていても、その性質の働かせ方を変えて上手く生かせばそれが仇になることは少なくなります。
むしろ痛い思いをするのは、その性質が本来ある活かし方に向かって強烈な力を働かせているときに現れることが多いのです。もちろんその性質はチャームポイントや特技として働く可能性も大いにありますね。
わたしは、そうやって克服された状態を「鍛えられた星」と呼んでいます。
また、現行の星回りでこのような星組みを作っているときも注意が必要です。
どうしても、そういう思考性になりやすい状態になっていますし、特に星が鍛えられていないときはものすごい手痛いダメージを受けやすい状態でもあるのです。
どんなに正しい方向がそちらだと分かっていてもダメな方向に向きやすいってことはあります。
私はホロスコープのセッションにおいて、そのような性質に対して俯瞰的にご一緒に見つめ直す事によって生きるお手伝いをできればと考えております。人それぞれの幸せのあり方を共に考えること。
自然の流れにそった生き方を共に考えること、それが占星術師のお仕事でもありますね。
西洋占星術はこのほか合わせて10個の天体の組み合わせによって総合的に判断するオーダーメイドの占星術です。ひとつの星並びを持っていたからといってこれが全てではないのです。
ぜひご興味のある方はセッションを受けてみてくださいね☘️
次回は「利益のための4つの行動パターン」の第二回「リスク優位こつこつ」型のホロスコープについての書きます。
本日はこのあたりで~