グランドセクスタイルは厳しい。

{DFDC18CA-252A-4974-871B-86679F2362F8}
 
上記の写真は去年のわたしのホロスコープ
グランドセクスタイルという最強の吉角が形成されています。
 
これね
強すぎて堪ったもんじゃないんですよ、、
 
ホロスコープが読める方がご覧になったら「ぎょえ~!!」という星の組み方です。
円状に三角形が二つ重なった六亡星の形を惑星たちが作り出した状態。
「ミラクル吉角」だとか「すばらしい幸運」だという解釈が多いようですが、
「逃れられない強い運命に磔にされる」という解釈もあるそうです。
 
わたしは、まさに後者の状態でしたね。あはは。
 
吉角をなんと20個中9個の天体で作り出していて、冥王星ダブル(真打さそり座N冥王星さん)海王星ダブル(真打Tうお座さん)、お月さまダブル(真打Nかに座ちゃん)参加とまあメンタルに来そうな豪華メンバー✨で、
みんながみんなピリピリ緊張感をもっているような状態。
 
 
おまけに変化の星の天王星が太陽と金星にかかっていたり、木星の後ろに太陽と金星がいたりして正直もう、てんやわんや状態。
 
ぶっちゃけ、このとき私どんな状態だったかというと、
んまー恵まれてるっちゃ恵まれているけど、(職もあるし、食うのもその時は困らなかったし、、)
 
でもでもでも、その一方で気持ち的には全くハッピーでは無かった。って感じでした、、、orz
ハッピー度はむしろ今のほうが10倍くらい高いですね(汗)٩( ᐛ )و
 
 
状況としては、パスする自信がかなりあった博士試験に落ちたのち(まさに人生真っ逆さまと思いました)
切羽詰まってやったリクルート活動でポッとちいさなコンサルティング会社に就職がきまり働き出したものの、全く社風が合わない、どうがんばってもモチベーションがあがらない状況。
 
色々もうセクハラ?モラハラ?までいかないものの決定的な出来事があり、この会社辞めよう。って決意した時でした。
身体もおかしくなり始めていました。(このあと転職します。今の職場はとても安心して働いています✨)
 
環境がガラガラ変わっていく時期だったということもあり、3年付き合って、フランスで同棲までした彼氏とも(元彼)連絡をあまりとれなくなり、(夏に別れることになります。さらに追い討ちをかけるショッキングなことがありましたが、今思うと本当に辛かったけど、心が自由になって、強くなりましたね٩( ᐛ )و)
その一方で、夏の終わりに展示会のお話をいただいたりしたりしてました。
(気持ちがどん底の時、たくさんの絵描きの私を応援してくれるみなさまの暖かさが本当に救いになりました)
 
まだまだ書けない事も沢山ありましたが、まさに抗えない流れのなかに居たのは否めません。
 
今思うと、このときに起きていた事っていろんなことの伏線としては良いことへ向かっていたのでしょうけど、
その時点ではモヤモヤしていて、いっぱいいっぱいで、あんまり幸せじゃない。幸せどころじゃない。
心の狭さがどんどん自分を苦しめていくような感じでした。
 
良いことの流れっていうのはあながち今の自分の気持ちに対して都合どおりではないかもしれないと感じるのです、、
どうしても、そういうお星様ならびになりやすいところに生まれてしまったのもあるかもしれないんですけどね、、
(おかげさまで波乱万丈、年々たくましくなっているような、、お気楽になってるような、、とほほ)
 
わたしのグランドセクスタイルを分析すると、
 
破壊と再生の星冥王星さん、
精神性の海王星さん、
感情の月ちゃん
がネイタル(N:出生)とトランジット(T:現行)両方で参加、
 
さらに試練のN土星さん
(山羊座の真打:社会性の星)
 
が寄ってたかって徒党を組んでます。
そのうち支配性の惑星が三つもドンピシャ参加。水星や木星はなんとか緩和ケアといいますか。。。ね・・・
なんといいましょうか、、ね。
愛のある老齢な鬼教官」って感じです。
 
ちょっと理論的な話をいたしますと、
ホロスコープにおいて天体はベネフィック(優しい星)マレフィック(厳しい星)と分かれていて、
分析においてもマレフィックの天体が揃うと強い作用を与えたり、強烈な騒乱を起こします。
(※Benefic(有益な)Malefic(有害な)という直訳になりますが、その通りに一概に全てのことは解釈できないので、上記のように解釈しています。)
 
今回は間違いなく、心を強くさせるための強制特訓させるような配陣で構えておりました。
狭い視野を、未熟な精神性をめったんめったんにぶっ壊してくれる星たちの最強の布陣だったかもしれません。
ものすごい鮮烈な成長を与えてくれる星たちの布陣。
 
成長のための刺激。
それがマレフィックの天体(火星、土星海王星天王星冥王星)
そして、ものすごい成長を与えてくれる星たちの角度。もちろん厳しいです。
それが向かい合っていたり(オポジション:180度)、直角(スクエア:90度)といったハードアスペクトといわれるものなのでしょう。
 
ソフトアスペクトといわれる角度(トライン:120度やセクスタイル:60度)っていうのは星の全体性のなかでは調和ではありますが、
こういう経験をすると、いわゆる自分にとっての一般的な「運が良い」とか「都合よい」とかいうよりも、
時にはアメになってくれたり、変化を手助けしたり、ときには、だれる原因になったり。
何かしらの方向に向かって「優しく」作用してくれる角度や星なのかなあと感じますね。
ベネフィックの天体も然り(太陽、月、水星、金星、木星)。
 
もちろんベネフィックの天体、マレフィックの天体、アスペクト(角度)さらにはサイン(星座)と複合的に読んでいきますので、
分かりやすく吉凶で判断できるという、単純な作用という事はなかなかありません。
 
ゆえに、わたしは「何かあった」という人のお話と合わせながら、つまり分かりやすく現れたという現象をひも付けして分析しながらホロスコープを読むようにしています。
 
何かあったとき。
やっぱり凄まじい出来事だと、もうどうしようもなくなってしまう。
それは身体にぎゅーっと力が入ってしまった状態、、、。
 
そんなとき、たとえ危険な場所だとしても、
心のしなやかさを忘れないこと。
それだけで、その物語はキラキラしているものに向かっていくのでしょう。
 
余計な力が入ってしまうと、身体(心)が動かなくなって、どんどん不安と恐怖だけが増していくだけ。
底なし沼みたいにね。きっと居心地がいいんでしょう。
 
視野を広げるとき、それはとても勇気がいりますし、痛みを伴うかもしれません。
でもね...恐れてたら、そのあとの清々しい広い景色に出会えない。
 
たぶんお星様たちは厳しくても、
「見守っているよ」って応援してくれているのかなって。
 
私もまだまだ、しょっちゅう不安や怖いことだらけでヘッポコピー。
とはいえ、だからこそ、心の無駄な力を抜くお手伝いを通して自分がしなやかになっていくことを感じるのでしょう。
ホロスコープは心のマッサージの地図だと思っています。
 
ホロスコープを通して生きることをみつめること。
知識を自分のことばへ、血肉となる知恵へ深めるようにする。
それが占星術を研究していて一番楽しいところでもあります。
 
学術機関に属していたときよりも多岐に渡って勉強する分野が増えてきて泡を吹きながら、洋書と格闘したり、色んな本や出来事と戯れている日々です。
そのあたりが「人間とは何たるか」をひたすらに追求する表現(絵画)の世界と繋がって好きなところでもありますね。
 
 
すべては繋がっているんだなあと。☘️
 

 

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

完全マスター西洋占星術/松村潔【2500円以上送料無料】
価格:4860円(税込、送料無料) (2017/2/16時点)